オメガ3系脂肪酸のメリット
亜麻仁油にはオメガ3系脂肪酸が多く含まれています。
妊婦さんが毎日オメガ3を摂取することで、
早産(37週未満)のリスクが11%低下 。
34週未満の出産のリスクが42%低下 。
低出生体重児(2,500g未満)のリスクが10%低下
することが分かっています※1
オメガ3系脂肪酸は炎症を抑える役割があり、早産の原因にもなってしまう絨毛膜羊膜炎などの炎症が起きないようにしてくれるのです。
脳の発達にも必須
また、妊娠後期から大きく成長していく胎児の脳には必要なあぶらです。
脳の60%はあぶらで構成されており、脳細胞はオメガ3系脂肪酸が20%以上含まれて初めて情報伝達が正しく行われるのです。
オメガ3系脂肪酸が不足した状態の脳には情報伝達に障害が出る可能性が高いです。
妊娠20週以降、特に後期には胎児の脳が急速に発育するため、
毎日ティースプーン1~2杯の亜麻仁油の摂取がおすすめです。
ティースプーン1杯で妊婦さんの1日の目標摂取量をクリアできます。
そのほかのメリット
炎症を抑える働きのほかには、血液の流れをよくする働きがあります。
そのため、動脈硬化・血栓の予防に繋がります。さらには血圧を下げる作用もあるため、妊娠高血圧の予防にもつながります。
マウスの実験では、妊娠中や産後の母親マウスがオメガ3系脂肪酸を豊富に含む亜麻仁油を摂取することで、生まれてくる仔マウスのアレルギー性皮膚炎が抑制されると明らかにされています※2。
亜麻仁油の選び方
亜麻仁油などのオメガ3系脂肪酸は熱や光に弱い特徴があります。また、開封後3月以内に使いきれるように、大きすぎない入れ物の方が安心ですね。保存する際も冷蔵庫などで保存しましょう。
亜麻仁油を選ぶ際のポイント
❶コールドプレス(低温圧搾)されたもの=30度以上の熱を加えていない証拠
高温加熱により油が酸化・変性したり、トランス脂肪酸が発生してしまうため
❷オーガニック認証である
➌遮蔽瓶である
光や空気によって酸化が進むため透明な瓶のものは避ける
上記のポイントを踏まえて亜麻仁油を選びましょう。
(エクストラバージンオリーブオイルにも言えるポイントです)
こちらの亜麻仁油は上記ポイントを抑えたものですのでお勧めです!
毎日摂っていただきたいので1本で買うよりまとめ買いの方がお得ですよ。
摂取する際の注意
亜麻仁油は熱に弱いため、火にかけるのは厳禁です。亜麻仁油は生で摂取しましょう。
生で飲んでも良いですし、サラダなどにドレッシングとしてかけて食べてもいいですね!
私は、納豆やみそ汁(器によそった後のもの)に入れて摂取したり、オリジナルドレッシングを作って摂取しています。
参考引用
※1:Middleton P, Gomersall JC, Gould JF, Shepherd E, Olsen SF, Makrides M. Omega‐3 fatty acid addition during pregnancy. Cochrane Database of Systematic Reviews 2018, Issue 11. Art. No.: CD003402. DOI: 10.1002/14651858.CD003402.pub3.
※2:https://www.nibiohn.go.jp/information/nibio/files/d2d64ed33452578f001ae7d8ee1dda40c7c1fa58.pdf
私は⇧を用いています!(ほかにもいろいろありますが、これが安いです)